3月9日、国防産業協会(National Defense Industrial Association)の年次会合で、国防総省(Department of Defense)の重要技術担当高官は、「国防総省は、レーザーや高出力マイクロ波などの指向性エネルギー兵器の大規模な配備を今後36カ月以内に実施し、米兵を敵対的なドローンの脅威から守る計画である」と発言した。国防総省は近年、海外に少数の運用試験用レーザー兵器を配備し、11月には、「大規模指向性エネルギーは、重要な技術分野である」と正式に表明しているが、ある軍事専門家は、米軍が現行のエピック・フューリー作戦(Operation Epic Fury)で中東各地を襲う一連のイラン製ドローンへの対抗で苦戦している状況が背景にあると指摘する。国防総省が指向性エネルギーへの関心を高める大きな理由はそのコストであり、例えば、パトリオットPAC3迎撃ミサイルが一発300万ドル以上するのに対し、中東各地で戦場に降り注ぐイラン製ドローンは1機あたり2万~5万ドルと価格差が大きい。
Defense News “The Pentagon wants to field laser weapons at scale within 3 years” (03/18/26)
https://www.defensenews.com/industry/techwatch/2026/03/18/the-pentagon-wants-to-field-laser-weapons-at-scale-within-3-years/