カナダの電池リサイクル企業、リ・サイクル社(Li-Cycle)は、同社初の商業リチウムイオン電池ハブの設立場所として、ニューヨーク州ロチェスターにあるイーストマン・ビジネス・パーク(Eastman Business Park: EBP)を選択した。1億7,500万ドルを要するハブ施設の建設は2021年に開始され、2022年に全面稼働となる計画である。同社がEBPを選出した理由として、ユーティリティや物流、その他の物理的なインフラを含めたインフラの利便性が挙げられている。設立されるハブは、湿式精錬プラントで、使用済みリチウムイオン電池の事前処理によって生産された「ブラック・マス(black mass)」から電池級マテリアルの精製を行う。リ・サイクル社は、使用済みリチウムイオン電池からブラック・マスを生産する「スポーク(Spoke)」施設も2020年後半からEBP内で稼働する計画である。