バイデン政権、トランプ政権時における科学敵対姿勢を調査へ

バイデン政権は、トランプ政権時における政府全体での科学への政治的干渉について調査を行う。これは、大統領府高官が呼ぶところの「士気を喪失した連邦労働力の再建及び将来の悪用を防ぐための抜本的努力」としての最初の一歩である。具体的に、大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)は3月28日に連邦機関のトップへ送った書簡の中で、科学的判断における過去の改ざんを特定することを狙いとした作業部会の形成を発表した。作業部会による見直しによって、科学への政治的改ざんが行われた事例が多く明らかにされる可能性はあるが、大統領府では、過去の行為についてトランプ政権時の高官に説明責任を取らせる策はほとんどないとみている。OSTPのアロンドラ・ネルソン副長官(Alondra Nelson)は、「本件の目標は、過去を振り返ることではなく、そうしたことが再び起きることがないよう防止する慣行と政策を導入することである」と述べる。

New York Times “The Biden administration will investigate Trump-era attacks on science” (3/29/21)