サイエンス誌、一部の執筆者にオープンアクセス出版を無料で提供へ

サイエンス誌(Science)を発行するAAASは1月15日、「助成によって行われた研究結果の出版論文は即時無料で閲覧できるようにする必要がある」とする一部の資金提供機関による義務付けを研究者が順守するための方策を無料で提供すると発表した。具体的に、この新たなオープン・アクセス・ポリシーの下、論文の執筆者は、有料版のサイエンス誌に許諾された論文(ほぼ最終版でピアレビューを受けたもの)を、公共がアクセスできるオンライン・リポジトリに置くことができるようになる。現在のところ、「グリーン・オープン・アクセス(green open access)」と呼ばれるこのサイエンス誌の取り組みは、コーリションS(Coalition S)の資金を受けた論文の執筆者にのみ適用される。コーリションSグループの多くは欧州の資金提供機関及び財団で、オープンアクセスの義務付けは1月に発効となる。AAASは、この新たなポリシーを1年間のパイロットとして行うという。

Science “Science journals to offer select authors open-access publishing for free” (1/15/21)