エネルギー省(Department of Energy)の化石エネルギー局(Office of Fossil Energy)は10月14日、エネルギー効率・再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency and Renewable: EERE)との協力により、二酸化炭素の捕獲と貯留につながる可能性がある「風化促進(enhanced weathering)」の研究機会について「情報の要請(request for information: RFI)」を発表した。「風化」とは、岩石が時間の経過とともに破壊され、溶解する自然のプロセスで、このプロセスを通じてカルシウムが放出され、それに結び付いた二酸化炭素は大気から排除される。風化促進は、技術などを用いてカルシウム及びケイ酸塩が豊富な岩石の分解を早め、大気からの二酸化炭素排除を高めるものである。これは、実質的にマイナスとなる二酸化炭素排出技術である他、土壌の質と肥沃性の向上につながる可能性がある。今回のRFIは、風化促進を支援するために必要とされる研究について関係機関からの意見を募集している。