カナダ・バンクーバーで行われたAAAS年次会議の中で、2月19日に行われたセッションにおいて、クリーンエネルギーが豊富な世界に向けた設計図として「分点設計図(Equinox ‘blueprint’)」報告書が発表された。これは昨年6月にカナダのオンタリオ州で行われたサミット会議「ウォータールー・グローバル科学イニシアチブ(Waterloo Global Science Initiative)」で得られたファインディングをまとめたものである。サミット参加者ら(科学者、政策専門家、若手環境指導者など)は、4日間に亘り、未来の低炭素世界のための方向性について議論し、状況を抜本的に変える電力技術の可能性について検討した上で、行動進路として、①再生可能エネルギーの大規模貯蔵(バナジウム系レドックスフロー電池を支持)、②地熱発電の強化(ベースロード発電として)、③先端原子力発電(ベースロード発電として)、④オフグリッドの電力アクセス(有機太陽電池を支持)、⑤輸送解決策を含めたスマートな都市化、の5つを選択している。
Nature.com “Energy summit unveils blueprint for change” (2/20/12)