トランプ次期政権のエネルギー・チーム、石炭よりも石油とガスを重視

ドナルド・トランプ次期大統領(Donald Trump)による次期閣僚の指名はこれまでのところ、次期大統領が化石燃料を支持していることが十分に示されているが、興味深い点として、石油と天然ガスにより重点が置かれ、石炭はさほどでもないようである。閣僚の選出だけで石炭業界がトランプ次期大統領から冷遇されることを意味するわけではないが、大統領選挙中、石炭業界に媚びを売っていたトランプ氏は同業界に希望をもたらすサインを数多くは示していない。その一方で、テキサス州の元知事がエネルギー長官(Secretary of Energy)に、オクラホマ州の司法長官が環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の長官に指名され、エクソン・モービル社(Exxon Mobil)の最高経営責任者(CEO)であるレックス・ティラーソン氏(Rex Tillerson)が国務長官(Secretary of State)に指名されるなど、次期政権のエネルギー及び環境関連の閣僚は石油関連州・業界の人物が占める。一つの例外は、石炭生産州であるモンタナ州からライアン・ジンキ下院議員(Ryan Zinke。共和党)が内務長官(Secretary of Interior)に指名されたことである。
Christian Science Monitor “Trump energy team: heavy on oil and gas, lighter on coal” (12/13/16)