グーグル社(Google)の親会社であるアルファベット社(Alphabet)は12月13日、自動運転車プロジェクトを自社の研究部門からスピンオフし、今後はウェイモ社(Waymo)という独立会社として事業を行うことを発表した。ウェイモ社をスピンオフするというアルファベット社の判断は、自社の自動運転技術が研究プロジェクトの段階を超え、商業化の用意が整ったと考えていることを示唆する。アルファベット社はこの分野で早期の技術リーダーであったが、この技術を中心に事業を確立するという努力は後れを取っている。ウェイモ社の自動運転車プロジェクトは、一般的なスタートアップ企業やグーグル社のリソースを持たない企業が直面する金銭的問題には直面しないが、テスラ・モーターズ社(Tesla Motors)やウーバー社(Uber)などの競合は、自社の製品やサービスにいち早く自動運転技術を取り入れている。自社で自動車生産や乗車サービスを持たない点はグーグル社の今後の課題といえる。
New York Times “Google Parent Company Spins Off Self-Driving Car Business” (12/13/16)