NSF、混乱や災害に優れた対応力を備えたインフラ設計の研究活動に助成

相互依存しているインフラストラクチャは、混乱が生じた際に許容範囲となる費用と速度で回復できる対応力を備えていることが理想的であるが、実際には、ハリケーン「サンディ(Sandy)」による停電が輸送や通信、医療に多大な混乱をもたらしたり、原油の鉄道輸送の増大によって輸送とエネルギーの相互関係に強い圧力が生じているのが現実である。こうした中、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、電力グリッドや水システム、その他の生命線となるインフラの対応力を押し上げる革新的な手法を探るため、合計約1,700万ドルのグラントを提供した。受益する16機関(合計50人以上の研究者)は今後3年間、「対応力を備えた相互依存インフラのプロセス及びシステム(Resilient Interdependent Infrastructure Processes and Systems: RIPS)」の分野で革新的な研究に取り組む。具体的には、天然ガスと電力システム、電力と通信ネットワーク、医療ケアとサイバーインフラの間の相互関係の研究などに取り組む。
National Science Foundation “Designing infrastructure with resilience from disruptions and disasters” (9/29/14)