大型トラック(車体の総重量が2万6千パウンド以上)は、米国の輸送エネルギー消費及び温室効果ガス排出の15%前後を占める。これらの車両を電気化することは、輸送部門の脱炭素化へ向けて重要なステップとなるが、大型トラックの電池式電気車両化を巡る議論は、様々な理由から極めて論争的となっている。こうした中、国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は、2つの電力ユーティリティ機関と協力し、デポ(小型の物流拠点)での充電を通じた短期的な大型トラック電気化の有望な機会について調査した。複数の短距離トラック事業について調査した報告書がネイチャー・エナジー誌(Nature Energy)に発表した。調査チームはまた、これらの車両がグリッドに及ぼす影響についても分析を行い、多くの事例において、既存の技術はトラックのデポ充電に対応できるとしている。