政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は9月10日、国家核安全保障局(National Nuclear Security Administration: NNSA)が実施する2019~2024年度における戦略的パートナーシップ事業(Strategic Partnership Projects: SPP)が総額約150億ドルに達したと発表した。政府の核兵器備蓄維持・整備方針によりNNSA業務が年々拡大する中、その事業遂行能力が懸念されていることからGAOが調査を実施したところ、9つの政府関連団体が事業遂行にSPPが不可欠と回答し、NNSA施設の有用性について強調した。調査によると、国防総省(Department of Defense)による国家安全保障関連事業がSPP全体の72%を占め、サンディア国立研究所(Sandia National Laboratories)がその半分以上を実施し、カンザスシティー国家安全保障キャンパス(Kansas City National Security Campus)は受託件数・規模ともに最も大きな伸びを見せた。GAOは、SPPの受託縮小により、NNSAの費用負担増加や、関連省庁の任務達成に悪影響を及ぼす可能性があると指摘している。
GAO “Nuclear Security Enterprise: Strategic Partnership Projects Can Support Mission, Operations, and Research” (09/10/26)
https://www.gao.gov/products/gao-26-108229