NIST、米国サイバーセキュリティCOEを設立

商務省の米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は2月21日、総合的なサイバーセキュリティ・ツール及び技術の広範な導入を加速させることを目的として、官民の協力による「米国サイバーセキュリティ・センター・オブ・エクセレンス(National Cybersecurity Center of Excellence) 」を設立すると発表した。メリーランド州と同州モンゴメリー郡がNISTとパートナーシップを組み、同センターの共同スポンサーとなる。NISTの2012年度予算でセンター運営のための官民パートナーシップに1,000万ドルの予算が充当されている。このCOE建設計画では、ゲイサスバーグ市にあるNIST本部の近くに最新型のコンピューティング施設が作られ、NISTの研究者がサイバーセキュリティの製品やサービスの利用者及びベンダーと共同作業を行うことになる。また、センターでは入念に開発された使用事例(サイバーセキュリティ上の具体的な問題に対処する包括的な要件及びテスト計画が盛り込まれたもの)への取り組みが行われ、これによって複雑なITシステムの真のニーズに対応する実務的かつ相互運用可能なサイバーセキュリティ手法が開発されることが期待されている。使用事例の一例として、医療ITやクラウド及びモバイル・コンピューティングなどにおける問題に対処する相互運用可能なサイバーセキュリティ・テンプレートが挙げられる。
NIST “NIST Establishes National Cybersecurity Center of Excellence” (2/21/12)