MITによる新たな枠組みでバイオメディカル・イノベーションにおける学術機関の重要性の増大が示される

近年、学術機関発のバイオテクノロジー・スタートアップ数が急増しているにもかかわらず、学術的な技術移転の影響に関するデータはほとんど収集されていない。このため、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)の研究者チームは、学術機関から発生した生命科学イノベーションを追跡する枠組みを開発し、その論文がネイチャー・バイオテクノロジー誌(Nature Biotechnology)に掲載された。研究者チームは、影響を測定する様々な数値(食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)のオレンジ・ブック(Orange Book)におけるMITの特許の引用数、資金調達額、合併買収によるアウトカムなど)を構築し、MITの被許諾者によるイノベーションへの貢献と製薬業界の歴史的平均を比較した。その結果、MITの被許諾者の方が業界平均よりも革新的であることが示唆された。

Massachusetts Institute of Technology “New framework for measuring the impact of life sciences patents highlights the growing importance of academia in accelerating biomedical innovation” (3/11/21)