GAO、国防総省のSBIRプログラムについて議会証言

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)が下院中小企業委員会(House Committee on Small Business)の議会証言用に作成し、7月23日に公表された報告書によれば、中小企業技術革新制度(Small Business Innovation Research:SBIR)などの国防研究及び技術開発プログラムを軍事利用に移行させる「技術移行(transitioning technologies)」は、国防総省(Department of Defense: DOD)にとって長年の課題となっている。過去10年間に議会とDODはDODのSBIRプログラムにおけるこうした課題に対処するために、複数の策を講じているが、①その技術の潜在性が適切に実証されていない、②軍事要件に合致していない、③ユーザーが開発及び試験の最終段階のための資金を確保できない、などの理由から有望な技術が利用されていないこともあるという。またGAOは、DODのSBIRプログラムの技術が移行に成功した事例も複数特定したが、具体的な移行の規模を測ることは、包括的で信頼できる移行データが収集されていないことから難しいとしている。
Government Accountability Office “Small Business Innovation Research: DOD’s Program Has Developed Some Technologies that Support Military Users, but Lacks Comprehensive Data on Transition Outcomes” (7/23/14)