EPA、大統領府からの自動車規制強化要請を却下

最近、公にされた政府の文書によれば、環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)が自動車の排出削減に関する新たな規制を発表する数日前、大統領府高官はEPAに対し、「規則の厳格さが不十分である」との見方を表明していたことが明らかになった。政府高官(氏名は非公開)は12月10日付けの書簡で、EPAに対し、自動車メーカーへの譲歩を制限するよう要請し、「より厳しい姿勢を取ることで、正味の恩恵(排出の削減)は増大する」と伝えた。しかしEPAは最終的に、情報規制問題局(Office of Information and Regulatory Affairs: OIRA)から提示されたこの勧告を拒否した。OIRAは約45名のアナリストで構成される小さなチームで、大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)内の組織である。今回の一件は、EPAと大統領府の間での継続的な緊張関係を新たに示すものとなった。昨夏には、政権はEPAにより厳しい規則提案を行うよう要請し、EPAはそれを受け入れなかった経緯がある。

E&E News “EPA rejected White House effort to toughen car rules” (1/13/22)