正確な気象予報やスパコン、人工衛星、優れた海洋検知機器をもってしても、海流が海洋の表面上でどのように動くかに関する知識は極めて限定的である。表面上の海流の動きを正確にモデル化することができれば、原油流出の際の動きをより正確に予測できたり、漂流者の捜索及び救助を支援するなど、様々な恩恵がもたらされる可能性がある。このような中、「モノの海洋(Ocean of Things)」プログラムの一環として、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「乱気流の浮遊物の予測(Forecasting Floats in Turbulence: FFT)」と呼ばれるコンペを開催する。このコンペは、漂流している浮遊物が時間の経過と共にどのように動くかをより良く予測できるアルゴリズムの開発を促進することを意図したものである。DARPAは、FFTコンペに5万ドルの賞金(1位に2万5,000ドル、2位に1万5,000ドル、3位に1万ドル)を授与する計画である。