DARPA、スペクトル検出における量子シフトの実現に取り組む研究チームを選出

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は8月4日、「量子アパーチャ(Quantum Apertures: QA)」プログラムに取り組む研究チームを選出したことを発表した。QAプログラムは、根本的に新しい形で無線周波数(RF)の波形を受信する方法を開発し、国防応用を目的とした新たな水準の感度と機敏性を実現することに取り組む。選出されたのは、ハネウェル社(Honeywell)、ノースロップ・グラマン社(Northrop Grumman)、SRIインターナショナル社(SRI International)がそれぞれ率いる研究チームである。QAプログラムの狙いは、量子技法を使ってRFにアクセスする方法を変更するRFアンテナもしくはアパーチャを開発することで、伝統的な受信機よりも遥かに優れた感度、帯域、ダイナミック・レンジを持つ携帯型の指向性RF受信機を開発することを目標としている。QAプログラムは、2021年秋にスタートし、56カ月間にわたって4つのフェーズで行なわれる予定である。

Defense Advanced Research Project Agency “DARPA Selects Research Teams to Enable Quantum Shift in Spectrum Sensing” (8/4/21)