CSET、連邦政府によるコンペを使ったAIイノベーションの推進について報告書を発表

セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「連邦賞金コンペ:コンペを使った人工知能イノベーションの推進(Federal Prize Competitions: Using Competitions to Promote Innovation in Artificial Intelligence)」と題する報告書を発表した。科学技術分野において、連邦の賞金コンペは、イノベーションを推進し、知識を進展させ、問題を解決する技術ソリューションを募集する手段の一つである。報告書は、従来型の研究開発(R&D)プロセスと比較してこうしたコンペの独特な利点を特定し、それらの利点が人工知能(AI)の研究にどのように恩恵をもたらすのかについて記述している。報告書は、2010~2020年の間に連邦政府で行われた814件のコンペを調査し、その結果をまとめた。AIイノベーションを推進するための連邦コンペの利用に関して、①連邦機関は、国家安全保障面のニーズに関してAIコンペをまだ全面的に活用していない、②コンペは、潜在的なプロトタイプ作成や拡張、調達の前に、その有効性を試験する手段となっている、③国家AI研究開発戦略計画(National AI R&D Strategic Plan)やその他の連邦戦略は、将来のコンペのトピックへのロードマップを提供している、の3点がファインディングとして提示されている。

Center for Security and Emerging Technology ” Federal Prize Competitions: Using Competitions to Promote Innovation in Artificial Intelligence” (November 2021)