クリーン・エア・タスクフォース(Clean Air Task Force: CATF)は3月18日、バイオマスによる二酸化炭素除去(Biomass Carbon Dioxide Removal: Biomass CDR)が気候変動対策に有効であるとし、業界が持続可能な規模拡大を図るには強力な基準が必要であると発表した。植物を用いて大気中の炭素を回収し、それを数世紀以上に亘って安全に貯蔵する技術システムを用いることで、ギガトン規模の気候変動緩和を実現する可能性があるとし、専門家らと共同で実施した調査の結果、既存のバイオマスCDRクレジット・プロトコルのうち28%が十分な評価を得た。半面、全てのプロトコルに少なくとも一つの根本的な欠陥が含まれ、評価スコアのばらつきから一貫性の欠如も浮き彫りになった。この結果を受けCATFは、市場の信頼を高め気候変動への成果を保証するためには基準の改善が不可欠と強調し、業界の持続可能な規模拡大に向けた強力な基準策定が必要であると提言しており、政府や投資家に対してプロトコル強化のロードマップも提示している。
CATF “New study shows biomass carbon removal can help tackle climate change, and strong standards are needed for the industry to scale sustainably” (03/18/26)