「2022年までにバイオ燃料使用量義務が達成される見込みは低い」との報告

米国では2022年までに、①とうもろこし穀粒を中心とした「従来型バイオ燃料」の使用量を150億ガロンに、②バイオマス・ベースのディーゼル燃料使用量を10億ガロンに、③木材や芝、非食用植物部位などから生産されるセルロース系バイオ燃料使用量を160億ガロンにするなど、再生可能燃料の使用量が義務付けられている。しかし、米国研究評議会(National Research Council: NRC)が作成した報告書によれば、従来型バイオ燃料やバイオマス・ベースのディーゼル燃料については義務付け使用量を達成できると考えられるが、セルロース系バイオ燃料については現在商業的に実現可能なバイオ精製所が存在しないことなどから、義務付け使用量を達成できるかどうか不明であるとしている。また、これらの再生可能燃料の使用量義務付けが温室効果ガス削減に効果的な政策かどうかも不明であるとしている。
National Academies “Certain Biofuel Mandates Unlikely to Be Met by 2022 Unless New Technologies, Policies Developed” (10/4/11)