オバマ政権は、クリーンコール技術の実証を狙いとしてブッシュ政権が開始した連邦プロジェクト、フューチャージェン2.0(FutureGen 2.0)プロジェクトを中止することを決定した。17億ドル規模のフューチャージェン2.0プロジェクトは、イリノイ州において、炭素を捕獲し地下へ注入する技術を備えた火力発電所を建設することを目的としていた。議会は2009年に本プロジェクトの予算として11億ドルを承認していたが、エネルギー省(Department of Energy)による支出はこれまでの所約2億ドルのみとなっている。フューチャージェン2.0プロジェクトは一部の許認可は取得したものの、建設開始には至っていない。エネルギー省はプログラムの終了を認めた上で、「連邦資金が失効する9月までに建設を十分進めることは無理との判断に至った」との見解を示した。
The Hill “Obama administration shuts down Bush’s ‘clean coal’ project” (2/4/15)