エネルギー省(Department of Energy)のサイバーセキュリティ・エネルギー安全保障緊急対応局(Office of Cybersecurity, Energy Security, and Emergency Response: CESER)は7月16日、ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory: LLNL)と共同で、電力システムや制御技術(Operational Technology: OT)環境における大規模言語モデル(LLM)とエージェント型AIを迅速に評価する動的実証実験用環境(テストベッド)「ストームブレイカー(Stormbreaker)」を開発したと発表した。重要インフラ環境におけるAIモデル性能を評価するLLNL既存のAIテストベッド「ミヨルニア(Mjölnir)」を拡張したもので、同省は従来試験手法とは異なり、環境や設定を変化させながら検証すると説明した。特定条件を系統的に変化させて影響を測定するアプローチやモデルが破綻する限界点を突き止める手法で、AIが防御任務をどの程度支援できるか、また攻撃的・敵対的な状況で利用が可能かなど多角的に検証していくという。
Department of Energy “CESER Releases New Testbed to Advance LLM and Agentic AI Evaluation for Critical Infrastructure” (07/16/26)
https://www.energy.gov/ceser/articles/ceser-releases-new-testbed-advance-llm-and-agentic-ai-evaluation-critical