宇宙軍は戦略的な人材計画の策定を GAO提言

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は7月14日、宇宙軍(United States Space Force)が増大する宇宙脅威に対抗するための十分な人材を確保できておらず、課題に対処する戦略的な人材計画を欠いていると発表した。任務が拡大する中、2025年度は総人員約1万5,400人と全軍の中で最も規模が小さく、必要な人員の充足率は全体の約75%にとどまった。背景には、部隊間の人員算出手法に一貫性がなく、一部の部隊では現状の任務拡大を反映せず古い人員要件のまま運用している現状が確認された。また、業務を支援する契約企業の民間人員数やその業務内容を正確に追跡・測定するプロセスがないことも理由として挙げたほか、空軍(United States Air Force)からの支援人員も22%不足していたという。こうした事態を受け、GAOは正確な人員数を特定するプロセス構築、契約人員の把握、包括的な戦略的人材計画の策定、空軍との支援協力体制の見直しの4項目を提言しており、国防総省(Department of Defense)もこれらすべての勧告に同意している。

GAO “Space Force: Additional Actions Needed to Address Workforce Challenges” (07/14/26)
https://www.gao.gov/products/gao-26-107868