宇宙軍(United States Space Force)は7月14日、L3ハリス・テクノロジーズ社(L3Harris Technologies)、シエラ・スペース社(Sierra Space Corporation)に対し、総額17億5,000万ドルとなる36機の次世代ミサイル追尾衛星を発注したと発表した。本土や同盟国をミサイル脅威から保護する「ゴールデン・ドーム(Golden Dome for America)」計画推進に向け、既存監視網を拡充し脅威の検知・識別能力を強化する「トランチ3(Tranche 3)」計画の一環として配備を進める。契約は固定価格制の試作開発協定のもとで実施し、L3ハリス社製ミサイル防衛モデル18機を約9億5,500万ドル、シエラ社製ミサイル警戒・追尾モデル18機を7億9,800万ドルで調達する。これら衛星を他のミサイル追尾システムや共通地上管制システムと統合して運用する予定で、2028年末までの打ち上げを予定している。同軍は低軌道からの低遅延通信網を介して、戦術データリンクを直接提供することで、実戦部隊の迅速な状況把握を支援し、ミサイル防衛の優位性を確立する計画である。
USSF “Space Development Agency issues awards to build 36 accelerated missile defense tracking layer satellites for Tranche 3 in support of Golden Dome for America” (07/14/26)
https://www.spaceforce.mil/News/Article-Display/Article/4545203/space-development-agency-issues-awards-to-build-36-accelerated-missile-defense/