FedScoopは2月10日、人工知能(AI)を活用して社会課題を解決する賞金コンペを米国科学財団(National Science Foundation: NSF)が実施するとする法案が超党派議員によって再提出されたと報じた。2024年に初提出された「AI助成チャレンジズ法案(AI Grand Challenges Act)」をコリー・ブッカー上院議員(Cory Booker、ニュージャージー州選出民主党)マイク・ラウンズ上院議員(Mike Rounds、サウスダコタ州選出共和党)ら超党派議員5名が発議した。健康やエネルギー、国家安全保障などの分野における複雑な課題をAI活用で問題解決する研究者や起業家を対象とするもので、資金を官民拠出で賄うとし、100万ドルからの支援に加え、がん検出・治療分野には1,000万ドル以上を授与する内容となっている。法案は有害コンテンツ作成や自動化により仕事が奪われる現状の打開に向け、民間とは異なる価値観でAIの可能性を社会に還元することを目的としたもので、バイアス軽減などのAI固有課題も対象としている。
FedScoop “Lawmakers take another shot at NSF-run prizes for using AI to solve problems” (02/10/26)