サイエンス誌(Science)は2025年3月に、「米国で行われる科学系会合への出席者が大幅に減少するのではないか」との懸念を報じた後、20件以上の米国科学系団体を対象に、実際の会合参加者状況について尋ねるアンケート調査を実施した。それによれば、回答した16機関のうち、「出席者数が数パーセントポイント以上減少した」と回答したのはわずか5機関であった。しかしこれは全体像のごく一部であり、サイエンス誌が問い合わせした団体の約3分の1が、出席者の動向に関する情報を提供しておらず、これらの団体が出席者数の減少を公表したくないと考えている可能性がある。出席者数の減少を報告した5団体の多くが、「米国内外からの出席者が減少した」と回答している。出席者数の減少が報告された年次科学会合に出席した科学者は、「会合内容に変化は感じられず、活気のある会合であった」と述べている。しかし、会合出席者の減少は、会合を開催する団体に財政的困難をもたらす可能性がある。
Science “Trump slump? Attendance plummets at some science meetings, but others hold steady” (01/30/26)
https://www.science.org/content/article/trump-slump-attendance-plummets-some-science-meetings-others-hold-steady