ムーア財団、物理研究に9,000万ドル拠出を計画

インテル社(Intel)の共同設立者が設立したゴードン・アンド・ベティー・ムーア財団(Gordon and Betty Moore Foundation)は7月30日、凝縮系物理学の基礎研究を支援するため、今後5年間で9,000万ドルを拠出する計画であると発表した。同財団はこの動きの要因として、横ばいとなっている基礎研究への連邦助成を補填する必要性と、ナノテクノロジーによってもたらされた新たな機会を挙げている。マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)の凝縮系物理学者でムーア財団の科学アドバイザーを務めるマーク・カストナー氏(Marc Kastner)は、「数年ごとに複雑な電子マテリアルから魅力的な現象が発生しており、その一部は価値のある技術となっている。しかしそれらは非常に長い基礎研究から生まれたものであり、業界や政府機関がそれを適切に支援することは難しくなりつつある。こうした中、財団がその支援を行えることは素晴らしいことである」と述べている。
Science Insider “Foundation Pledges $90 Million for Physics Research” (7/31/13)