政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は、「ワクチン開発:感染症に対処する上での能力と課題(Vaccine Development: Capabilities and Challenges for Addressing Infectious Diseases)」と題する報告書を発表した。この報告書作成は、「コロナウィルス支援・救済・経済安全保障(Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security: CARES)」によって義務付けられたもの。報告書によれば、ワクチンの開発は依然として複雑で高費用である。そうした中、GAOは、優先度の高い感染症に対応する米国の能力を高める可能性がある16の革新的な技術及び手法を特定している。ただし、こうした技術及び手法の導入を妨げる主要な課題(内在する技術的限界や費用の問題など)が存在するという。GAOは、ワクチン開発の技術や手法の導入を妨げる課題や経済的課題に対処する一助となる可能性がある9件の政策選択肢を提示している。