米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の国立科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)の報告によれば、米国の大学で科学・工学(S&E)の博士号を取得し、卒業時に短期滞在ビザを保有していた者の多くは、卒業後も米国にとどまることを期待しており、実際に博士号取得後も米国に居住している。米国のS&E労働力において、外国生まれの労働者は大きな要素を占めつつあり、外国生まれのS&E労働者の多くは、米国で教育・訓練を受けている。例えば、2017年に米国の大学でS&Eの博士号を取得した者の約3分の1が短期滞在ビザ保有者である。こうしたS&E博士号取得者のほとんど(71%)が、卒業後も就職を目的として米国内での滞在を継続しており、多く(30%)が米国市民権もしくは永住権を取得している。本記事は、滞在継続者の雇用、米国の大学でS&E博士号を取得し、米国内に居住している早期キャリアの主たる職務について報告している。