バイデン大統領が国防総省の兵器調達トップに指名した人物が指名を辞退

バイデン大統領から、国防総省(Department of Defense)の兵器調達のトップに指名されていたマイケル・ブラウン氏(Michael Brown)が、現在進行中の監査官調査を理由に、指名を辞退したことが明らかになった。ブラウン氏は、2018年以来、シリコンバレーを拠点とする国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)の所長を務めており、去る4月に国防総省で主要プログラムの兵器調達を管理する国防次官(調達及び維持担当)(under secretary of defense for acquisition and sustainment)に指名された。しかし同月、DIUの元最高財務担当官でブラウン氏の下で働いていたボブ・インジェニエーリ氏(Bob Ingegneri)が、国防総省の監査官宛てに公式の苦情申し立てを行った。これを受けて、現在、ブラウン氏による人事採用及び契約における違反の可能性について、監査官調査が行われている。ブラウン氏と同時期に指名を受けたその他の国防人事は上院承認へ向けて進んでいるが、ブラウン氏の指名作業は数カ月にわたって長引いていた。国防総省の広報官はブラウン氏による指名辞退を認めた一方、DIU所長の役割は今の所継続の見込みである。

Government Executive “Biden Nominee for Pentagon’s Top Weapons Buyer Withdraws” (7/15/21)