2013年度予算:EPA、USDA、USGSの研究予算に朗報

大統領の2013年度予算教書において、科学は複数の機関で優遇されている。環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の全体的な予算は94億ドルから89億ドルに減少したものの、EPAの科学技術(Science & Technology)は1.5%増の8億700万ドルとなった。これは、過去2回の予算教書で大統領が予算減を要請したことを考えるとかなり良い展開である。EPAは、優先分野として、天然ガスのためのシェール岩の水圧破砕に関する研究、環境により優しい化学の設計に関する研究、気候変動科学を挙げている。農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)は全体で3%増となり、政権は今年も競争的農業研究への意欲を示している。競争的研究は昨年同様、23%増となり、これによって農業・食品研究イニシアチブ(Agriculture and Food Research Initiative: AFRI)の予算は3億2,500万ドルとなる。対照的に、ランドグラント大学(land grant universities)へ助成を行うプログラムが1.2%削減された他、内部研究部門である農業研究サービス(Agricultural Research Service)は微増となった。米国地質調査所(U.S. Geological Survey: USGS)も同様で、全体の予算は3%増となったが、研究開発部門は8%増加した。天然ガスの水圧破砕の環境及び健康への影響に関する研究や、自然災害の軽減に関する研究予算が増加した。
ScienceInsider “Good News for Research Funding at EPA, USDA, USGS” (2/13/12)