米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の国立科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)が発表した「2019年博士号取得者調査(2019 Survey of Doctorate Recipients: SDR)」によれば、米国の学術機関から科学・工学・医療(science, engineering, or health: SHE)分野の研究博士号を取得した人(76歳未満)は、2019年に世界中に114万8,800名おり、そのうち100万8,950名(88%)が米国内に在住していた。残りの過半数(51%)はアジアに、21%がロシアを含む欧州在住となっている。また、米国学術機関でSEH博士号を取得した者のうち、米国在住者の85%、米国以外の在住者の90%が、労働市場に参加していた。米国内では、民間部門(企業もしくは業界)に雇用されている者の割合(47%)が最大で、教育部門(44%)よりわずかに多かった。対照的に、米国以外の在住者においては、民間部門で働いている割合はわずか25%で、教育部門で働いている者の割合は65%であった。