セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「半導体製造機器に関する中国の進展:促進要素と政策的意味合い(China’s Progress in Semiconductor Manufacturing Equipment: Accelerants and Policy Implications)」と題する報告書を発表した。米国およびその同盟国に半導体を依存する中国は、その依存度を低減すべく、米国、日本、オランダの半導体製造機器(semiconductor manufacturing equipment: SME)を輸入し、国内半導体製造施設の建設に取り組んでいる。こうした中国の努力に対する米国および同盟国の政策対応は、この困難なタスクの成功の見通しに大きく影響するとみられている。しかし、中国の資源及び政治的意思があれば、中国が米国及び同盟国のSMEに追いつくことは不可能ではないとされている。このため、報告書は、中国が溝を埋めることができるかどうかは、5つの技術促進要素(①機器コンポーネント、②政府助成、③明確な知識移転、④潜在的なノウハウ移転、⑤中国のSME企業とチップ製造施設の間の協力)次第であるとしている。