政策調査会社のエネルギー・イノベーション社(Energy Innovation)が2月3日に発表した報告書「遅延の代償(The Cost of Delay)」は、気候危機への対策を遅らせれば遅らせるほど、その代償が高くつくことを示している。報告書は、2050年までに温室効果ガスのネットゼロに到達するための2つのシナリオを分析したもので、1つは、米国が脱炭素に向けた積極的な努力を今から開始するとシナリオで、もう1つは2030年まで開始を待つというシナリオ。今から脱炭素の努力を開始すると、その費用は年間3,200億ドルで合計4兆5,000億ドルとなる。2030年まで開始を待つと、その費用は年間7,500億ドルで2050年までに約8兆ドルに達するという。
GIZMODO “Waiting to Address Climate Change Will Cost Trillions of Dollars” (2/3/21)