NIHのグラント採択率が過去最低に

国立衛生研究所(NIH)は先週、2011年のグラント採択率(審査を受けた提案申請書のうちグラント取得につながった件数の割合)は、前年を3ポイント下回る過去最低の18%となったと発表した。NIHの外部研究担当官によれば、グラント採択率低下の一因として、研究者から提出される申請書件数が急増したこと(2011年は過去最高となる4万9,592件)が挙げられるが、その他の要因として、最も一般的なグラントであるR01グラントの採択率が2010年の22%から2011年は18%に低下したことがある。その理由は、1件当たりのグラント規模が大きくなったこと、R01予算が削減されたこと(昨年は1%減)、そしてR01予算の大半が過去に決定したグラント(通常3~5年のコミットメント)への継続給付に充当された点が挙げられている。
ScienceInsider “NIH Examines What Drove Its Grant Success Rate to a Record Low” (1/20/12)