NSF、安全性の懸念からアレシボ天文台の305メートルに及ぶ望遠鏡の廃止計画に着手

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、プエルトリコにあるアレシボ天文台(Arecibo Observatory)の破損状況は、建設作業員及び施設スタッフのリスクを伴うことなく修復することは不可能であるとの工学評価を受け、同天文台にある305メートルの望遠鏡を廃止する計画に着手する。この望遠鏡は、57年間にわたり、電波天文学、惑星、ソーラー・システム、地球空間研究の世界的資源として利用されてきた。今回のNSFの決定は、望遠鏡の構造は壊滅的な危機状態にあり、ケーブルは本来の目的通りの荷重に耐えられる状況ではないという複数の評価を受けた上での判断となった。

National Science Foundation “NSF begins planning for decommissioning of Arecibo Observatory’s 305-meter telescope due to safety concerns” (11/24/20)