DARPAの「人員を必要としない船舶(NOMARS)」プログラム、長航続無人水上艦のトレード・スペース分析と概念設計を開始

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「人員を必要としない船舶(No Manning Required Ship: NOMARS)」プログラムのフェーズ1に取り組む7件の契約企業を選出した。無人水上艦(unmanned surface vessels: USV)の船舶設計に関連する、①人員による制約が排除された際の船舶のパフォーマンスを最大限にする、②船舶に人員がいない状況で長期航続のための十分な船舶維持管理及びロジスティック機能を達成する、という2つの目的を同時に模索することを目指す。NOMARSは、様々な制約を考慮しながら船舶上で利用可能な空間を最大限化する創造的なトレード・スペースの模索を行い、在来型の海軍アーキテクチャ設計を打破することを狙いとしている。フェーズ1の受益企業は、大規模なトレード・スペースの模索を行い、将来のUSV船舶開発プログラムの洞察とツールへとつなげる。その後、フェーズ2及び3では、こうした概念の一部を実証するプロトタイプのハードウェアを建設し、いずれ、「エックス(X)船舶」として実証、試験、将来の船舶設計実験での利用につなげることが予定されている。

Defense Advanced Research Project Agency “The No Manning Required Ship (NOMARS) Program kicks off trade space analysis and conceptual design for long-endurance Unmanned Surface Vessels (USV)” (10/13/20)