米国特許商標局(US Patent and Trademark Office: USPTO)は12月16日、協働イノベーションCOE(Center of Excellence for Collaborative Innovation: COECI)と協力して、煩雑な特許審査を支援する新たなアルゴリズムの開発を目的とした「USPTOイノベーション・チャレンジ」を実施すると発表した。勝者には5万ドルの賞金が贈られる。毎年約50万件の特許申請が行われており、多くの審査官は数百枚に及ぶ書類に目を通さなくてはならないが、情報技術を使って、ページをめくる時間を少なくし、可読性を向上するなどして作業時間を短縮するのがUSPTOの狙いである。既に900人以上のプログラマーや画像処理専門家がこのチャレンジの事前登録を行っており、効果的なアルゴリズム開発の可能性に期待が持たれている。結果は2012年2月16日までに発表される見込みである。なお、COECIは、米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)が、大統領府科学技術政策局(White House Office of Science and Technology Policy: OSTP)の協力を得て最近開始したイニシアチブである。
White House “New Center for Excellence Fuels Prize to Help Modernize Tools for Paten Examination ” (12/16/11)