ケベック州がキャップ・アンド・トレード制度プログラムを実施へ

ケベック州のピエール・アルカンド環境大臣(Pierre Arcand、Quebec Environment Minister)は12月15日、同州は2012年1月1日からキャップ・アンド・トレード制度を実施すると発表した。ケベック州は温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年水準から20%削減することを目標としている。3日前には、カナダ環境大臣が京都議定書からの正式脱退を表明したばかりであった。ケベック州のキャップ・アンド・トレードはガス排出企業が法的義務を遵守するのに必要な調整を実施できるよう1年間の移行期間を設け、2013年1月1日から全面的に実施される。同州は、2011年10月にキャップ・アンド・トレード制度を開始したカリフォルニア州に次ぎ、北米で同制度を導入した2番目の州となる。持続可能エネルギーのある専門家は、ケベック州の制度導入が北米のその他の地域に好影響をもたらすことを期待する一方、「1トン当たり10ドルという炭素クレジットの最低競売価格は十分なインセンティブを引き出すには低すぎる」との見解を示した。
UPI.com “Quebec launches cap-and-trade program” (12/16/11)