一部の地方自治体、小型原子力発電所計画から離反

米国で初となる小型原子力発電プロジェクトは、既に費用超過と遅延に見舞われているが、新たな課題に直面している。それは、以前、小型原子力発電の購入にコミットしていた地方自治体の離反である。ユタ州地方自治体電力システム同盟(Utah Associated Municipal Power Systems: UAMPS)を構成する30以上の公共電力部門は、9月30日までに、プロジェクトに参加し続け、更なる資金をヌースケール・パワー社(NuScale Power LLC)の原子炉に投じるかどうかを決断することになっているが、同州のローガン市とレヒ市は、プロジェクトからの撤退を決め、他に1つの自治体が、現在撤退を検討している。その理由は、リスクと支援者不足である。こうした離反は、モジュール型の原子力エネルギーの開発に取り組む米国にとり、悪いニュースとなる。

Reuters “Some U.S. cities turn against first planned small-scale nuclear plant” (9/2/20)