製薬大手のメルク社(Merck)は、中国における研究開発活動に今後5年間で15億ドルを投資する計画であると発表した。同社の中国進出は製薬大手の中では遅参であるが、投資規模としては最大となる。メルク社の副社長でメルク研究開発アジア(MSD R&D Asia)の現地責任者であるチャン・ミン-チェン氏(Zhang Ming-Qiang)は、「メルク社は中国の製薬市場が10~15年後に世界最大となると予想している」と述べた上で、中国における2つの重要課題として、①有能な若手研究者は豊富にいるが、師となるようなベテラン研究者が不足している、②中国の規制環境が不明である、を挙げた。
Science Insider “Beijing Lands $1.5 Billion Merck Research Commitment” (12/12/11)