インテル社のつまづきにより、注目のスパコンが遅延

エネルギー省(Department of Energy)は昨年、総額5億ドルのスパコン構築の支援企業として、インテル社(Intel)を選出した際、米国製のコンピューター・チップが、中国による技術的挑戦への対抗策となることを期待した。インテル社のチップを搭載したスパコン「オーロラ(Aurora)」はアルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)」に2021年に導入され、「エクサスケール・コンピューティング」として知られる技術的頂点に最初に到達する米国システムとなる予定とされ、インテル社は、国内工場から同システムに3種類のチップを提供することを約束していた。しかし、同社の技術的遅れにより、この計画はつまづき、外国製半導体への依存を逆転させようと努力する米国の政府及び業界が直面する向かい風の一つとなりつつある。また、重要な半導体製造技術でのリード奪回を目指す米国にとり、試練が待ち受けていることも示す。

New York Times “Intel Slips, and a High-Profile Supercomputer Is Delayed” (8/27/20)