バイオ施設が建設ブーム

製薬業界では経費や人員の削減が話題となっているが、研究施設建設に限ってはその影響が見られない。従来、製薬会社の研究開発施設は郊外の広大なキャンパス内にあるのが一般的であったが、最近はファイザー社(Pfizer)やノバルティス・インターナショナルAG社(Novartis International AG)など、多くの製薬企業が、大学や競合他社が集中する都市地域に研究開発施設を設置しており、「バイオクラスター」を形成するようになっている。ある調査によれば、2011年1-10月期の着工件数が全体では前期比3%減であったが、バイオ企業を含む製造事業者所有の研究所の着工件数は昨年より2倍以上増加したという。別の調査によれば、マサチューセッツ州ボストン、ニューヨーク・ニュージャージー州、カリフォルニア州ベイエリアが生命科学部門の成長地域ベスト3として挙げられている。
The Wall Street Journal “A Biotech Building Boom” (11/23/11)