国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)は2018年初頭以来、セクシャル及びその他のハラスメントの苦情申し立てを受理し、結果として75名の主任研究者(PI)をグラントから排除することを承認した。苦情申し立ての約3分の2はセクシャル・ハラスメントに関するもので、54名のPIが排除された。2018年より前に、同じ理由でグラントをはく奪されたPIは1名であったが、#MeTooSTEM運動への呼応として、NIHはセクシャル・ハラスメントの被害者に申し立てを行うよう奨励し始めた。NIHの外部研究局(Office of Extramural Research: OER)は、その他の不品行(いじめや人種差別など)も調査しており、これらのハラスメントが苦情全体に占める割合は近年拡大している。
Science “More than 70 lab heads removed from NIH grants after harassment findings” (6/11/21)