陸軍の訓練にマイクロソフト社(Microsoft)のホロレンズ(HoloLens)ヘッドセットを使用する国防総省(Department of Defense)や米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)などでは、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)による試験や訓練が既に一般的に行われているが、こうした技術は非軍事部門でも急速に利用されつつある。まだまだ散在的な状況ではあるが、様々な集約的要素により、政府によるAR及びVRの利用が最前線になるかもしれない。「ソフトウェアの改良、モバイル電話技術の向上、そして5Gネットワークの導入により、これらの市場で爆発的な成長がもたらされるだろう」と、デロイト社(Deloitte)の政府・公共セクター部の幹部は述べる。農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)による大学生リクルート・イベントでは、学生はVRヘッドセットを利用し、食品安全検査官として働くことを経験できる。米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)の公共安全通信研究部門(Public Safety Communication Research Division)のユーザー経験チームは、第一応答者がモノのインターネットやハードウェア、ソフトウェア、ブロードバンドを使って活動をより円滑に行えるよう取り組んでおり、そこでもVR及びARが活用されている。
Fed Tech ” NIOSH, NIST, USDA Turn to Virtual Reality to Train Employees” (7/2/21)