米国技術者の給与は増加するも、分野等によって格差あり

電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers: IEEE)米国(IEEE-USA)による「2021年 給与及び福利厚生に関する調査(2021 Salary & Benefits survey)」の報告書によれば、米国における技術専門職の2020年の給与中央値は、15万4,443ドルに達し、前年の14万8,500ドルから増加した。これらは特に、2019年に実質横ばいとなっていたエンジニアにとっては朗報である。当然のことながら、所得の増加は均等に見られたわけではなく、今回の調査では、消費者エレクトロニクスと放送技術に携わるエンジニアがトップで、前者の給与中央値は20万9,373ドル、後者のそれは20万9,000ドルであった。一方、エネルギー及び電力工学分野の技術専門家は、下部付近で、給与中央値は14万ドルであった。ロボティクスとオートメーションも同様に低い。一方、性と人種に関連する給与の格差は拡大し続けており、例えば男女の給与中央値の格差は、前年から5,500ドル増加して2万8,000ドルとなった。

IEEE Spectrum “U.S. Tech Salaries Grow, But Not For Everyone” (10/6/21)