米国における外国生まれのSTEM人材がもたらす経済的恩恵と損失に関する報告書

国防分析研究所(Institute for Defense Analyses: IDA)は、「米国における外国生まれのSTEM人材がもたらす経済的恩恵と損失(Economic Benefits and Losses from Foreign STEM Talent in the United States)」と題する報告書を発表した。報告書は、米国を訪問する、もしくは米国で勉強または労働する外国生まれのSTEM人材が米国にもたらす経済的恩恵と損失の定量的資産を試みている。これは、米国における外国生まれのSTEM人材がもたらす恩恵を維持しつつ、米国の企業秘密を中国などの競合国へ不正流用されることに伴う経済的損失を削減するための効果的な政策の形成に資することを意図している。報告書によれば、米国は、米国内で、外国生まれのSTEM人材から大幅な経済的恩恵を享受している。例として、2019年には外国生まれのSTEM労働力は3,670~4,090億ドルの付加価値労働を寄与しており、これは米国のGDPの1.7~1.9%に相当する。

Institute for Defense Analyses “Economic Benefits and Losses from Foreign STEM Talent in the United States” (October 2021)