アクシオス(Axios)は4月28日、核融合スタートアップのコモンウェルス・フュージョン・システムズ社(Commonwealth Fusion Systems: CFS)が、電力系統運用機関のPJMインターコネクション(PJM Interconnection)に対し、バージニア州で計画する発電所の送電網接続を正式に申請したと報じた。核融合開発企業による大規模な電力網への接続は初で、同技術の商用化移行における重要な転換点となる。同社は電力会社のドミニオン・エナジー社(Dominion Energy)と提携し、核融合炉「アーク(ARC)」で400メガワット(MW)を発電するとし、既にグーグル社(Google)との間で発電量の半分を供給する電力購入契約も締結済みである。2030年代初頭の商用稼働をにらみ、今後、数年かけて発電所の稼働や停止の仕組みといった詳細な運用計画を網羅したPJMによる厳格な審査プロセスが行われる予定である。核融合発電は、依然として技術的・財政的な不確実性を抱えているものの、同社は着実な学習曲線を描くことで課題の解決を図る姿勢を示している。
Axios “Commonwealth announces new step toward making U.S. fusion real” (04/28/26)
https://www.axios.com/2026/04/28/commonwealth-fusion-pjm