世界の三大石炭使用国、更なる燃焼が予測される

エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は先週、米国の発電所における石炭燃焼量は2021年に前年比で16%増加し、2022年には更に3%増加する見通しであると発表した。中国とインド(両国をあわせると世界の需要のほぼ3分の2を占める)には、短期的に石炭消費を削減する計画はなく、排出の増加が予測されている。今年、パリ気候協定(Paris Agreement)の下の温室効果ガス削減のコミットメントを引き上げることを意図した国際会議が行われる予定の中、石炭消費の増加は気候行動にとって後退となる。「米国の発電所における石炭消費がほぼ2019年の水準に戻り、実に顕著な排出の増加が見られるだろう。しかし、バイデン政権が、期待通りの環境エネルギー政策を実行すれば、早急な変化が見られる可能性はある」と、自然資源防衛協議会(Natural Resources Defense Council: NRDC)は分析している。

New York Times “The World’s Three Biggest Coal Users Get Ready to Burn Even More” (3/16/21)