バイデン政権のOSTPとシュミット氏、緊密な関係を維持

バイデン大統領は自身の科学局に前代未聞のアクセスと権力を付与しているが、その科学局のスタッフの発言によれば、「一人の外部アドバイザーは異例なレベルの影響力を有している」といい、これは、グーグル社(Google)の元最高経営責任者(CEO)で億万長者のエリック・シュミット氏(Eric Schmidt)とみられている。同氏が運営する財団は、民間組織であるにもかかわらず、過去一年間、大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)が形成されていく中で、極めて異例の役割を担ってきた。また、シュミット氏は、2月にOSTP長官を辞職したエリック・ランダー氏(Eric Lander)やその他のバイデン大統領が任命した複数の高官と緊密な関係を維持している。ランダー氏がOSTPの長官を務めていた間、シュミット氏が所有する慈善団体のシュミット・フューチャーズ(Schmidt Futures)は、複数の高官の給与を負担するなどしていた。こうした影響力に、OSTPの法務顧問は倫理的懸念を表明していた。

Politico “A Google billionaire’s fingerprints are all over Biden’s science office” (3/28/22)